きのうの眼球きょうの視線

意味ありげなタイトルつけてるけど、要は日記&雑記。すなわち無意味。

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国道139号線松姫峠&山梨県道31号線太良峠 その7 番外編2 山梨県道113号左右口峠 チキン編

※この道路は一部非常に狭く、車輛や天候によって通行が難しいと考えられる箇所があるいわゆる「険道」です。
※この記事はこの道路の通行を促すものではありません。
※通行止になることの多い道路のようです。通行の際は実際の規制に従って通行してください。

今度は山梨県道113号です。甲府市から左右口峠を通り精進湖へ抜けるルートで、現在精進ブルーラインと名付けられている国道358号の旧道だということです。中道往還と呼ばれていたようです。左右口峠の区間がツーリングマップルに「悪路通行困難」と書かれているのを見て思いつきの興味本位で行ってみたのですが……。

ツーリングマップルだと国道358号を甲府方面から峠に登る途中で県道113号に入れそうに見えるのですが、県道113号の入り口が見つからず結局左右口峠の下を抜ける左右口トンネルを通過してしまいました。なんとか旧上九一色村側の入り口を見つけられたのでここから入ります。


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国道358号をたちばな屋という食堂の近くから枝分かれして入れます。左側に見える2車線道路が国道358号です。いきなり道路情報の看板が。「路面凍結」とありますがさすがにこの時期の昼間に凍結は無いとふんで進みます。奥には気象条件次第で通行止になることがあるという予告の看板も。付近には民家が建ち並んでいます。これは至って普通の山中の県道に見えるんですが。


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わずかな距離の間に結構登ります。ここまではまだ斜面に畑があったりして人里という風景。


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路面のアスファルトがひび割れており、ずっと直されていないようです。


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下に見えていた国道から離れ、道が一車線幅になります。


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と。突然冬期閉鎖の看板が。わずか1週間くらい前まで冬期閉鎖だったようです。


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この看板の右側、ヘアピンカーブ上にゲートが。山梨県道お決まりの黄色と黒の警戒色ゲートですが、棒一本だけのシンプルタイプです。


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狭い道&急勾配でどんどん高度を上げていきます。


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右側の崖はしっかりコンクリで固められておりますが、路面上には砂が浮き、路肩も怪しくなって参りました。慎重に登っていきます。
もうこの時点で国道とは高度的にかなり離れております。そしてこの道は県道とは思えなくなってきています。


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いきなり舗装が無くなって砂利道になってしまいました。四輪の通った跡が路面上に見えます。四輪やオフロードバイクなら何の問題も無いのでしょうが、私の乗っているスズキST250は、エンジンがグラストラッカーと同じで、かなり車体が軽めとはいえ一応オンロードバイク。しかも急勾配の上、こういうところは走り慣れておりません。じゃあいきなりこんなところに来るなよって? 自分もそう思う。滑らないようにとろとろと進みます。ガードレールもなく、コンクリートの「へり」があるだけです。


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「へり」から下を覗き込めば、(多分)県道36号が眼下に……ずいぶん高いっすねえ。


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落石注意の看板があり、ちゃんと管理されている道路なのは分かります。しかし車の通った痕跡はあれど人の気配はまったく感じません。ST250のエンジン音、鳥の声、遠くから聞こえる飛行機の音と遥か下から聞こえてくる車の走行音……。道は相変わらずの砂利道。初経験の砂利道、一人行動ゆえ滑っても誰も助けにこないと言う現実。曇天がますます私の不安を強めてくれます。


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所々、こういう水を流すためと思われるコンクリ溝が路上を横たわっています。右の黒いのはST250につけている箱です。


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舗装が復活しているのですが、すぐにまた砂利道に戻ってしまいます。左側は崖です。ガードレールなどという軟弱な物はありはしません。


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路上を川が流れています……。雨が降ったらどうなることやら。ここも道はずっと登り。平坦なところはありません。


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またもや水を流すための溝なのですが、ここは石をコンクリで固めています。左側は崖ダイレクト。そして正面のカーブからはさらに勾配が急に……。
ここで非常に不安にかられてしまいました。左側はダイレクトに崖なのに、この上勾配が急になってもし滑って登れなかったらどうなるのかと。ふらついて左に転べば最後です。途中でヤバくなっても、下りてこられるか分からない。峠までどれくらいあるかも分からない。ここは誰も通らない道。鼠色の空がさらにプレッシャーをかけてきます……。

結局ここで引き返してしまいました。急斜面を1速のアイドリングだけ、エンジンブレーキ全開ですごすごと下る。それでも悪路超初心者の自分を無事に下ろしてくれたST250に感謝……。

その後、この道をネットで調べてみると、通った方のページをいくつか見つけることができました。オフロードバイク、四輪駆動自動車での踏破のほか、セダンやスクーターで通ったという方も……。さらに、自分が到達したところは峠からそれほど離れた場所ではなかったようです。それを見て、ふっと考えが浮かびました。
「あれ、ひょっとしたらあのまま登れてたんじゃないの?」

つづく。


テーマ:ツーリング - ジャンル:車・バイク

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