きのうの眼球きょうの視線

意味ありげなタイトルつけてるけど、要は日記&雑記。すなわち無意味。

伊豆半島をバイクで半周してみた(西半分)

先週、伊豆半島の西半分を回ってきました。
以前東半分を回ったのでこれで伊豆半島外周コンプリートとなります。

東名高速沼津ICから南下して混雑した国道414号を通り、静岡県道17号へ入り海岸線を走ります。
shi_r17.jpg

天気がいいと写真左側の方に駿河湾越しの富士山が見えるらしいのですが雲が被って見えませんね。この通り晴れていたので恐ろしく暑かったのです。
三津シーパラダイスを通り過ぎ、静岡県道127号との分岐を通り過ぎると、道は海岸線を離れ海沿いの崖の上を走っていきます。道が狭くて曲がりくねっている割に交通量が多くて気が抜けません。

r17_2.jpg

shi_r17.jpg

shi_r17.jpg

shi_r17_5.jpg

所々こういう展望台があり、眼下の海を見渡すことができます。

その後、国道136号に入りさらに南下します。
相変わらず崖の上の狭い道です。


shizu_r136.jpg

shizu_r136_2.jpg

県道には無かった雨量による交通規制が……。

shizu_r136_3.jpg

途中、「夕陽ヶ丘休憩所」にて。

shizu_r136_4.jpg

猫いっぱい。

shizu_r136_5.jpg


人が近づいても冷静。クール猫。

そして、下田駅近くから国道414号に入り、天城峠を越え、修善寺から静岡県道80号へ入ります。修善寺駅近くの国道が渋滞してたのですがいつもこうなんだろうか。修善寺駅近くから県道80号へ入るルートが分かりづらいのですが、サイクルスポーツセンターの看板がとても役に立ち感謝。

shizu_r80.jpg

この辺りは、主要地方道でもこのレベルの幅の道路が多いようです。地形的に険しいから仕方ないのか。所々で改良されており、県道19号との交差点以北は基本的に快適な二車線路ですが。


山伏峠から伊豆スカイライン山伏峠ICへ。峠自体は特に付近に何もないただの峠です。すぐ近くに山伏峠ICに入るための道路があるのですが、これがなぜか1.5車線のしょぼいただの道(写真奥左側の道、危うく通り過ぎかけてR80熱海側から撮影。)
yamabushi.jpg
おまけにICもただの丁字路。伊豆スカイラインは入り口で通行券をもらって出口で照合するシステムなのですがここでは何も無いので、出口で「山伏峠から」と告げて料金を支払いました。これって悪用できそうなシステム……いいのか? まあこんな所でケチっても仕方ないのでやりませんけど。

shizu_fujikiri.jpg

伊豆スカイラインからの富士山。霧出まくり。

しかしこの時期の平地や海沿いは暑すぎ。汗まみれになりました。夏はすずしい山へゆくべきです。

テーマ:ツーリング - ジャンル:車・バイク

ツーリング | コメント:0 | トラックバック:0 |

伊豆半島をバイクで半周してみた(東半分)

休日は天気がよかったので伊豆半島へ向かってみました。
一周は一日だとしんどいので東半分をとりあえず半周。

西湘バイパスから真鶴道路(新道)、そして何故か熱海ビーチラインを走らず(いや、どっかでトイレ行きたくて……)国道135号へ。真鶴道路は初めて走ったんですが、普通の国道でお金とってるって感じですね。まあ無料の方の国道135号は根府川〜熱海間がそこそこな酷道だったりするので金払ってもこっち来た方がスムーズですが。

伊東市内に突入後CMで有名なサンハトヤを初めて見て独り感動。そして太平洋をおがみながら東伊豆、下田を抜けていき国道136号線へ。南伊豆町で静岡県道16号に入り石廊崎へ。県道16号はいかにもな漁港町を抜けてゆったりと走ることができました。しかし、下田といい南伊豆町といい、三浦半島の三崎に雰囲気がすごく似てますな。やっぱり地形が似通っているということなんでしょうか。

で、石廊崎の駐車場へバイクを止めて岬の先端を目指します。ここの駐車場はちゃんとバイク駐車スペースがありGood。

駐車場のところは湾になっていて、下田行きの観光船が出ていました。岬には湾から坂道を上っていくことになります。
駐車場から岬へ向う上り坂に上がるための階段を歩いていると、毛虫が這っているのを発見。ああ、この時期毛虫ぐらいいるだろうな、と思い岬への道へ入ると……。

毛虫だらけでした。

路上に毛虫、手すりにびっしり毛虫、路傍の草には必ず毛虫。なんかもうすごいことになってました。岬の先端にほど近い転落防止用の柵にまで毛虫。いや、まあ毛虫はそれほど苦手でもないんですよ。ただあれが全部蛾になるかと思うと想像するだけで嫌です。近くで鳴いている鳥は遊んでないで早くこいつらをたんと食っちまえ。


izu01.jpg

白く見えるのが石廊埼灯台です。

izu10.jpg izu11.jpg izu09.jpg

途中道の脇にこんな廃墟群を発見。帰ってから調べたら「石廊崎ジャングルパーク」というテーマパークだったようです。2003年まで現役だったそうで。まあこういうテーマパークはこのご時世では苦しいんでしょうね。この日も周りに観光客自体は結構いたんですがにぎわっている、というには少し遠いレベルでしたし。


izu13.jpg izu12.jpg

『チュウチュウトレイン』の看板がいい味出してます。


izu08.jpg

石室神社の鳥居をくぐります。


izu16.jpg izu02.jpg

すると石廊埼灯台が現れます。新感覚の境内灯台です。


izu03.jpg

そして岬の先端……に出た瞬間、猛烈な風が吹き付けてきてさっきまで暑かったのに寒いぐらい。写真の岩にはしめ縄が張ってあります。白い服を着ている人はおそらくここの灯台を管理している海上保安庁の人。二人連れで来ていて、写真を撮っていました。広報用の写真でも撮っていたのでしょうか。
海上保安庁の人、沖を行く遊覧船を見ながら
「すごい揺れてるねー。あれ、帰り大変だろうなー」
「俺はあの状態で乗りたくないですねー」
この日は海保の人も絶賛の海の荒れっぷりだったわけですね。


izu06.jpg

で、石室神社。岬の先端からほんの十数メートルくらいの岩場にくっついているように建っています。そんな厳しい環境でもちゃんと巫女さんがいました。流石です。航海安全の神様だそうで。とりあえず交通安全を祈願しておきました。

で、岬先端のしめ縄を張った岩ですが。石室神社と同じだと思っていたら実は違ったようで。熊野神社というらしいです。


izu05.jpg

海を向いた祠がありまして、絵馬が奉納されていました。何でも縁結びの神様だそうで。一番自分に無縁な神様だよおい。けれど絵馬の内容は案外家内安全とか、受験の内容が多かったですね。祠が写真に入りきっていないのは、後ろが海でこれ以上下がれないからです。


izu04.jpg

反対を向くとご覧の通り。三方海。空気が澄んでいれば伊豆七島も見えるとか。

そしてまた毛虫地獄を通り抜けつつ駐車場へ。すれ違った家族連れのうちの小学生ぐらいの女の子が泣いてました。苦手な人には正直この時期ここに来るのはきついと思います。自分もこれが全部成虫だったらとっくに帰ってました。

そして県道16号を西へ。東から石廊崎までの県道16号は漁港の中の道だったのですが、石廊崎から西は山の中のワインディングになります。

国道136号にぶつかった所で下田方面へ引き返し、そこから国道414号へ、天城トンネル(新)を通ります。国道414号は一部の区間が1〜1.5車線の狭い道路になっていますが、基本的には勾配もそれほどきつくなく、路面も綺麗で、走りやすい山道です。二回転ループ橋というイベントもあります。しかし伊東市内や下田市内は暑いくらいだったのにここは寒いのなんの。余計にセーターとネックウォーマーを持ってきていて本当に良かった。


今日の険道


izu14.jpg

国道414号から伊豆スカイライン方面へ向かおうと、地図と標識に従って静岡県道59号に曲がったとたんこれです。路地じゃねえか。これでも主要地方道って言うんですから。道は部分的に2車線になる他は、基本的に1〜1.5車線のまま農村、集落を抜け、杉林を抜けていきます。


izu15.jpg

順路は左。奥に見えるのはわさび畑。この辺はわさびが名産らしい……確かに道路脇の溝に流れる水も綺麗です。


そして伊豆スカイラインへ……って、伊豆スカイラインって入り口で降りたいICを告げて料金を払い、出口で通行券の半券と照合するというシステムなんですね。いきなり行き先を聞かれてなんだか分からなかったよ。伊豆スカイラインはさすがに料金をとるだけあって景色も良く走りやすい道でした。そして箱根ターンパイクを経由して小田原へ降りたのですがその頃にはもう寒くてあんまり道を楽しむ余裕もなく。山を下りていくと気温が上がっていくのがとにかく嬉しかったですな。


この日の結論。石廊崎はいいところでした。また行きたいな。毛虫のいない時期に。

テーマ:ツーリング - ジャンル:車・バイク

ツーリング | コメント:0 | トラックバック:0 |

国道139号線松姫峠&山梨県道31号線太良峠 その9 番外編4 山梨県道113号左右口峠 リベンジ編2

※この道路は一部非常に狭く、車輛や天候によって通行が難しいと考えられる箇所があるいわゆる「険道」です。
※この記事はこの道路の通行を促すものではありません。
※通行止になることの多い道路のようです。通行の際は実際の規制に従って通行してください。

前回からの続きです。

y_r113_20.jpg

また展望ポイント。さっきと比べてだいぶ町並みが近く見えるようになってきました。峠のこちら側も勾配は急で、短い距離で一気に高度を下げます。後輪の荷重が抜けて砂利で滑り気味になるため慎重に降りていきます。人里が近づいてほっとする反面、なんだかここを後にするのが名残惜しい気分が……。


y_r113_21.jpg

道端にはこんな花が。旧上九一色村側の比較的低い所ではタンポポを多く見かけたのですが、この高度には生えていないようです。


y_r113_22.jpg

ロープは張ってありますが、ただのロープなので突っ込めば簡単に谷へ落ちるでしょう。夜間は厳しいかも。当然街灯なんてありませんから。


y_r113_23.jpg

落石注意の標識。この橋の上だけ舗装です。ちなみに「落石注意」の標識は「既に道路上に落ちている落石に注意せよ」ということで、別に降ってくる石をよけろということじゃないのです。知ってた?


y_r113_24.jpg

……と。カーブを曲がった所に本当に落石がありました。スイカぐらいのサイズ。夜間視界不良時に知らずに突っ込んだら四輪車でもダメージを受けるかもしれません。怖い怖い。


y_r113_25.jpg

落石箇所の崖は鋭意崩壊中……。


y_r113_26.jpg y_r113_27.jpg

というわけでか、こんな石垣のように石を積んだところが近くにありました。そして山道でよく見かけるコンクリ製土砂流出止めも。


y_r113_28.jpg y_r113_29.jpg

カーブには棒とロープ。離合スペースはこの辺にはありません。


y_r113_30.jpg y_r113_31.jpg

固められた崖。生の崖。


y_r113_32.jpg

ガードレールのある所もあります。が、手前側を見ていただくと分かる通りすぐに途切れます。


y_r113_33.jpg y_r113_34.jpg

かなり降りてきました。道路の轍はくっきりと残っています。路面は踏み固められた土といった感じ。


y_r113_35.jpg

やがて今まで右に山、左に崖だったのが逆になります。人里が近くなってきた雰囲気です。


y_r113_36.jpg y_r113_37.jpg

舗装の壊れかけたカーブを曲がります。


y_r113_38.jpg

この写真の左側に軽トラが止まっておりまして、近くに農作業(林業?)の方が仕事をされていました。やっと人に会ったということになります。


y_r113_39.jpg

少し下った所にも赤白の鉄柵と全面通行止の看板の簡易ゲートがありました。



y_r113_40.jpg

実はゲートの先、この写真の箇所の左右には畑があるので、畑への道を通行止にせず峠への道を通行止にするために簡易ゲートがあるのでしょう。


y_r113_41.jpg

荒れた舗装道路を駆け下りていくと……。


y_r113_42.jpg

黄色と黒の警戒色ゲートがありました。写真中央、棒一本タイプのゲート。振り返って写してみたところです。看板には「この道路は落石が多く幅員が狭いので通行にはご注意ください 山梨県」とあります。ご注意で済むレベルかどうかは……(笑)。


y_r113_43.jpg

そしてさらにその先。国道358号との交差ポイントがついに見えました。
さっきより立派なゲートがあります。この道は誰もいないけれど、国道はびゅんびゅん車が走っています。


y_r113_44.jpg y_r113_45.jpg

ゲートの脇には道路情報。まだ新しい標識です。一番下、通行止って……別にゲート閉まってなかったんだからこの看板が間違いなんでしょう。旧上九一色村側入り口はそんなこと書いてなかったし。


y_r113_46.jpg

そしてこの道は国道の下をくぐるのでした。道理で最初に来たときに入り口が分からなかったはずだ。


y_r113_47.jpg

国道をくぐった先からアンダーパスを望む……。ここから突然非常に立派な二車線道路です。


y_r113_48.jpg

アンダーパスのそばに左右口神社参道という看板と小さな鳥居がありました。が、拝殿がまったく見当たりません。まあ建物が無くてもこの場所そのものが神社なのかもしれませんが。この近くにこの県道113号を自衛隊が通す工事をした記念碑があったらしいのですが残念ながら見落としました。
それらしき物があった気もしますが。


y_r113_49.jpg

二車線の道は少し行くとまた一車線幅に戻ってしまいます。


y_r113_50.jpg

両側に商店や住宅の並ぶ真っすぐな道に出ます。
ただの住宅街という雰囲気ではなくて、妙に活気のあるような、そんな感覚にとらわれます。この通りの辺りの地名が「宿」らしいので、おそらく昔は峠越えのための宿場町だったのではないでしょうか。道が真っすぐなのもそう考えると納得できます。

いや、行ってみると意外と峠を越えられるものです。見事リベンジ成功。ただ、途中でパンクでもしようものなら死ぬような思いをしたでしょうし、この日のような好天ならともかく雨の日、寒い日にここを越える気にはならないと思います。
落石も実際にありましたし、ガードレールも無い道です。国道が多少渋滞していたとしてもここを越える方がもっと時間がかかるでしょうから近道にも使えないでしょう。離合地点も旧中道町側の道のカーブに少しあるぐらいです(対向車もまず来ないでしょうが)。
なので充分注意が必要な道であることは確かですね。

テーマ:ツーリング - ジャンル:車・バイク

ツーリング | コメント:0 | トラックバック:0 |

国道139号線松姫峠&山梨県道31号線太良峠 その8 番外編3 山梨県道113号左右口峠 リベンジ編1

※この道路は一部非常に狭く、車輛や天候によって通行が難しいと考えられる箇所があるいわゆる「険道」です。
※この記事はこの道路の通行を促すものではありません。
※通行止になることの多い道路のようです。通行の際は実際の規制に従って通行してください。

前回までのあらすじ。

「山梨県道113号にビビって逃げた」

というわけでリベンジ編です。

時はゴールデンウィークまっただ中。渋滞の国道138号旧鎌倉往還を進み山中湖畔を抜け国道139号から国道358号へ。精進湖を左に見ながら前回の突入口である旧上九一色村側の険道入り口へ向います。つーか世のカップルは山中湖畔や精進湖畔でキャッキャウフフしてるのに自分はいったい何やってるんだ。まあいいや。サァ行くか!

旧上九一色村側の入り口に到着。さてデジカメの電源を入れ……。
液晶画面には「バッテリーを交換してください」の文字が。
ついほんのさっきまで電池満タン表示出してたのは何のトラップですか……。

そんな状況なので代えのバッテリーなんか持っていない。やむを得ず携帯電話のカメラを使用することにしました。
携帯の場合そんなに枚数も撮れないのでとりあえず前回進めた所までは割愛。

当日は前回と打って変わって好天。山梨の山中なのに暑いぐらいです。そして、前回来たことがあるということが妙な自信につながって、前回と違って非常に良い気分で進むことができました。途中でカメラを抱えたハイカー風の人と遭遇。この道で人に出会ったのはこれが初めてですね。連休中なので写真撮影に来ていたのでしょう。軽く頭を下げ先へ進みます。

y_r113_01.jpg

難なく前回の到達地点へ。さて、ここから上がっていきます。

y_r113_02.jpg y_r113_03.jpg

樹木の中を進みます。左手の谷側からは今まで登ってきた山しか見えません。
木に囲まれながらぐいぐい上がっていくと……。

y_r113_04.jpg

おお、あれは……!

y_r113_06.jpg

ついに左右口峠へ到達です。

y_r113_07.jpg

白い箱みたいなのは「左右口峠観測局」という無人観測所のようです。気象観測用でしょうか。おそらく、これの運用のため定期的に人が自動車で上がってくるので道が整備されていて、轍があるのでしょう。


y_r113_08.jpg

樹木に隠れているのは中道町の町境を示す標識。中道町と上九一色村北部が合併した今でもこれが残っています。


y_r113_09.jpg

道の逆側には上九一色村の標識。こちらも樹木で絶賛隠蔽中。


y_r113_10.jpg

まだ新しいこんな看板もあります。かつては甲斐の国へ魚を運ぶ重要道路だったようで。
つーか戦国の武将達も兵を率いてここを通ったということですが……数千からの大人数がここを歩いて越えたということですか。当時はそうするしかなかったとはいえ大変だそりゃ(←他人事)。

さて。いつまでもじっとしているわけにもいきません。旧中道町側へ降りていきましょう。

y_r113_11.jpg

降りていく道です。公園の駐車場にあるような赤と白の柵が置いてあります。おそらく、ここから先を通行止にすることがあり、そのときにこの柵を動かして簡易ゲートとするのでしょう。今日はちゃんと開いてますね。


y_r113_12.jpg

道は相変わらず右手が山、左手が崖。しかしずいぶん空が広く感じて旧上九一色村側より開放感があります。


y_r113_13.jpg

市街地が見えます。旧上九一色村側の道や峠からの展望はありませんが、旧中道町の道はこんなふうに展望が利くポイントが多いです。


y_r113_14.jpg

しっかり落石防止ガードがされています。やはり峠への道を塞がれるわけにはいかないのでしょう。


y_r113_15.jpg

また展望ポイント……。好天なので山の緑が綺麗です。こんなに天気が良いことが嬉しいなんて。


y_r113_16.jpg

そしてガードされていない崖。生崖です。


y_r113_17.jpg y_r113_18.jpg

ガードされた崖。古い看板。


y_r113_19.jpg

進むべき道は谷の向こうです……。

つづく。

テーマ:ツーリング - ジャンル:車・バイク

ツーリング | コメント:0 | トラックバック:0 |

国道139号線松姫峠&山梨県道31号線太良峠 その7 番外編2 山梨県道113号左右口峠 チキン編

※この道路は一部非常に狭く、車輛や天候によって通行が難しいと考えられる箇所があるいわゆる「険道」です。
※この記事はこの道路の通行を促すものではありません。
※通行止になることの多い道路のようです。通行の際は実際の規制に従って通行してください。

今度は山梨県道113号です。甲府市から左右口峠を通り精進湖へ抜けるルートで、現在精進ブルーラインと名付けられている国道358号の旧道だということです。中道往還と呼ばれていたようです。左右口峠の区間がツーリングマップルに「悪路通行困難」と書かれているのを見て思いつきの興味本位で行ってみたのですが……。

ツーリングマップルだと国道358号を甲府方面から峠に登る途中で県道113号に入れそうに見えるのですが、県道113号の入り口が見つからず結局左右口峠の下を抜ける左右口トンネルを通過してしまいました。なんとか旧上九一色村側の入り口を見つけられたのでここから入ります。


r113_01.jpg

国道358号をたちばな屋という食堂の近くから枝分かれして入れます。左側に見える2車線道路が国道358号です。いきなり道路情報の看板が。「路面凍結」とありますがさすがにこの時期の昼間に凍結は無いとふんで進みます。奥には気象条件次第で通行止になることがあるという予告の看板も。付近には民家が建ち並んでいます。これは至って普通の山中の県道に見えるんですが。


r113_02.jpg

わずかな距離の間に結構登ります。ここまではまだ斜面に畑があったりして人里という風景。


r113_03.jpg

路面のアスファルトがひび割れており、ずっと直されていないようです。


r113_04.jpg

下に見えていた国道から離れ、道が一車線幅になります。


r113_05.jpg

と。突然冬期閉鎖の看板が。わずか1週間くらい前まで冬期閉鎖だったようです。


r113_06.jpg

この看板の右側、ヘアピンカーブ上にゲートが。山梨県道お決まりの黄色と黒の警戒色ゲートですが、棒一本だけのシンプルタイプです。


r113_07.jpg

狭い道&急勾配でどんどん高度を上げていきます。


r113_08.jpg

右側の崖はしっかりコンクリで固められておりますが、路面上には砂が浮き、路肩も怪しくなって参りました。慎重に登っていきます。
もうこの時点で国道とは高度的にかなり離れております。そしてこの道は県道とは思えなくなってきています。


r113_09.jpg

いきなり舗装が無くなって砂利道になってしまいました。四輪の通った跡が路面上に見えます。四輪やオフロードバイクなら何の問題も無いのでしょうが、私の乗っているスズキST250は、エンジンがグラストラッカーと同じで、かなり車体が軽めとはいえ一応オンロードバイク。しかも急勾配の上、こういうところは走り慣れておりません。じゃあいきなりこんなところに来るなよって? 自分もそう思う。滑らないようにとろとろと進みます。ガードレールもなく、コンクリートの「へり」があるだけです。


r113_10.jpg

「へり」から下を覗き込めば、(多分)県道36号が眼下に……ずいぶん高いっすねえ。


r113_11.jpg

落石注意の看板があり、ちゃんと管理されている道路なのは分かります。しかし車の通った痕跡はあれど人の気配はまったく感じません。ST250のエンジン音、鳥の声、遠くから聞こえる飛行機の音と遥か下から聞こえてくる車の走行音……。道は相変わらずの砂利道。初経験の砂利道、一人行動ゆえ滑っても誰も助けにこないと言う現実。曇天がますます私の不安を強めてくれます。


r113_12.jpg

所々、こういう水を流すためと思われるコンクリ溝が路上を横たわっています。右の黒いのはST250につけている箱です。


r113_13.jpg

舗装が復活しているのですが、すぐにまた砂利道に戻ってしまいます。左側は崖です。ガードレールなどという軟弱な物はありはしません。


r113_14.jpg

路上を川が流れています……。雨が降ったらどうなることやら。ここも道はずっと登り。平坦なところはありません。


r113_15.jpg

またもや水を流すための溝なのですが、ここは石をコンクリで固めています。左側は崖ダイレクト。そして正面のカーブからはさらに勾配が急に……。
ここで非常に不安にかられてしまいました。左側はダイレクトに崖なのに、この上勾配が急になってもし滑って登れなかったらどうなるのかと。ふらついて左に転べば最後です。途中でヤバくなっても、下りてこられるか分からない。峠までどれくらいあるかも分からない。ここは誰も通らない道。鼠色の空がさらにプレッシャーをかけてきます……。

結局ここで引き返してしまいました。急斜面を1速のアイドリングだけ、エンジンブレーキ全開ですごすごと下る。それでも悪路超初心者の自分を無事に下ろしてくれたST250に感謝……。

その後、この道をネットで調べてみると、通った方のページをいくつか見つけることができました。オフロードバイク、四輪駆動自動車での踏破のほか、セダンやスクーターで通ったという方も……。さらに、自分が到達したところは峠からそれほど離れた場所ではなかったようです。それを見て、ふっと考えが浮かびました。
「あれ、ひょっとしたらあのまま登れてたんじゃないの?」

つづく。


テーマ:ツーリング - ジャンル:車・バイク

ツーリング | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME | NEXT